『久米南町旅ある記』は、管理人が久米南町にドライブ旅行に行ったときの記録です。
・誕生寺
・川柳の小径
・棚田
などなど、久米南町は、ここでしか見られないユニークスポットがあちこちに点在しています。路の駅も整備されていますので、ちょっとした小旅行に最適でした。
久米南町は、岡山市から国道53号線を津山・鳥取方面に走っていくとあります。
岡山市からは30〜40分というところでしょうか。
そして、久米南町といえば、管理人の記憶にはやはり吉備伝が強烈な記憶として残っています。
←当時のバナー
実際に岡山県内のどこかに隠された"宝"を探して参加者が東奔西走した、岡山観光連盟主催の宝探しイベント。
当時サラリーマンだった(というか今もサラリーマンですが・・・)管理人は、毎週出される"謎"を解こうと、あーでもない、こーでもないと脳みそにたっぷり汗をかいたものです。
この吉備伝の3回目(3年目)のお宝が、実は久米南町に隠されていました。
七面の滝がその場所だったのですが、管理人はこの滝への行き方が今ひとつよくわからず、『多分違うだろう、いや、違っていて欲しい!』などと勝手な思い込みをしてしまって他のエリアを探索、見事に撃沈したのでした。
あれからもう数年経ってしまいましたが、今回、当時を思い出しつつ、久米南町に行ってきました。
久米南町といえば、やはり誕生寺が一番の有名スポットです。岡山の人であっても意外に知らない人が多いのですが、実は、かの浄土宗の開祖、法然上人は、ここ久米南町の生まれです。
誕生寺はその法然上人が誕生した地に建てられたお寺というわけです。
また、久米南町は、町興しとして川柳を活用しています。
川柳小径や川柳公園など、とにかく、かなりの数の川柳を、石碑や看板という形で見かけることができます。
注意深く読んでみると、思わずぷっと吹き出してしまうような名句もあり、結構楽しめます。
もうひとつ、久米南町に行ってみて印象的だったのが棚田です。
田舎育ちの管理人にとっては、子供のころを思い出させるような懐かしい風景があちこちにあって、思いのほか時間の経つのも忘れていろいろと見て回るはめになってしまいました(笑)。
道が細く、対向車が来るとどうにもならないような不安な思いも多々しましたが、良い思い出になりました。
とにかく、風景ひとつ、農家ひとつとってみても、懐かしさがこみあげてくるような感じが何度もありました。
田舎暮らしの人には面白くも何ともない景色かもしれませんが、街暮らしをしている人にとってはいろいろと思いにふけることができるエリアだろうと思います。